ENEOS 新車のサブスクにデメリットはある？メリットは？

ガソリンスタンドで有名なエネオスが2021年4月1日からスタートした車のサブスクリプションサービス「ENEOS 新車のサブスク」。

競合他社と比べて後発組となるENEOS 新車のサブスクですが、どういった特徴があるのか気になっている人も多いのではないでしょうか？

本記事では、ENEOS 新車のサブスクのメリットやデメリット・注意点をまとめました。ENEOS 新車のサブスクが気になっている人はぜひ参考にして下さい。

ENEOS 新車のサブスクのメリット

ENEOS 新車のサブスクのメリットをざっと紹介すると、以下のとおりです。

• 月額定額
• 給油がお得
• 豊富な人気車種
• 乗り換えが可能

上記の特徴について、詳しく紹介していきます。

ENEOS 新車のサブスクは月額定額！

ENEOS 新車のサブスクはサブスクというだけあって月々定額、コミコミなので安心です。

車両代金のほか、税金や車検、メンテナンス費用、さらにカーナビやETCなど、必要なものは月額に含まれています。

ただし、契約されたメンテナンスパックの種類により含まれるサービスの内容が異なります。

そのメンテナンスパックは3種類あります。内容の違いをみていきましょう。

ENEOS 新車のサブスクのメンテナンスパック比較表

• いざという時の非常時サポートも安心のフルサポートパック
• 車検・法定点検に加えて、オイル交換などを含むライトパック
• 車検・法定点検のみのシンプルなシンプルパック

から選ぶことができます。

車のサブスク最大のメリットは、車にまつわる面倒なことを全て月額定額コミコミにしてくれる点ともいえるので、フルサポートパックがおすすめです。

注意点：自動車保険（任意保険）は含まれていません

ENEOS 新車のサブスクには、自賠責保険はリース料に含まれておりお客様自身の手続きは不要ですが、自動車保険（任意保険）はリース契約には含まれておりません。

任意保険の加入は必須ではありませんが、万が一の事故に備え、加入することを強くお勧めいたします。

なお、別途ENEOSカーリース保険に加入することもできます。

ENEOSカーリース保険は通常の任意保険とは異なり、車の全損時に発生する中途解約に伴う、リース約款に定める規定損害金を全額カバー可能。契約期間中は、事故時の保険利用にかかわらず、保険料を定額にする事ができます。

ENEOS 新車のサブスクは給油がお得！

ENEOS 新車のサブスクには、ENEOSカードの割引額からさらに割引がプラスされるという、ガソリンスタンドを全国展開するENEOSならではのうれしい特典がついています。

契約時に「お客様サポートSS登録」すると、なんと、ENEOSでの給油が5円引きになります。

昨今のガソリン価格高騰を考えると、とっても嬉しい特典ですね。

注意点：特別価格には上限があります

ただし、対象カードはENEOSカード（ C・P・S ）のみ、本人カード及び家族カードの合算給油量100リットルが月間の特別価格の上限となります。

要するに、1か月で500円が上限のガソリン割引ということになります。

ENEOS 新車のサブスクは人気車種が豊富＆プランによって乗り換えもOK！

ENEOS 新車のサブスクは、自動車メーカーのサービスでは無いため、様々な自動車メーカーの車種を取り扱っています。

プランによって、選べる車種・契約期間が異なりますのでみていきましょう。

豊富な人気車種を乗り換えられる「のりかえプラン」

のりかえプランは、契約期間中、3年目／4年目の乗り換え可能期間なら、人気の車種にのりかえ可能なプランです。

「家族が増えたら広い車に乗りたい」といった、ライフステージの変化に合わせて柔軟に車を乗り換えたい方におすすめのプランです。

注意点：契約期間は5年・指定車種のみ

のりかえプランの場合は、契約期間は5年のみ・指定した車種のみ、月間走行距離は1,000km/月か1,500km/月から選ぶことになります。

国産全車種から好きな一台を選べる「えらべるプラン」

えらべるプランは、リース期間（3年・5年・7年）、月間走行距離（1,000km/月・1,500km/月・2,000km/月・3,000km/月）、支払方法などを好みに合わせて選択可能なプランです。

国産全車種（※）からこだわりの一台に乗りたい方におすすめです。

※レクサスを除く国産全車種の乗用車（ただし調達可能なものに限る）

注意点：乗り換えは不可

えらべるプランの場合、3年ごとの乗り換えは不可となります。

ENEOS 新車のサブスクについて、他社のサブスクとの比較でデメリットとなるポイントをざっと紹介すると、以下のとおりとなります。

• 契約満了時は返却のみ、買い取りや契約延長は不可
• 支払いは銀行口座引き落としのみ、クレジットカードは不可
• 月額定額に自動車保険（任意保険）が含まれてない
• 中古車の取り扱い無し
• カスタム不可（原状回復が必要）

上記のデメリットについては、対応可能になっている他社サービスもあります。

例えば、カーリースの定額カルモくんでは、7年以上の契約であれば月額500円で契約満了時に車がもらえる「もらえるオプション」があったり、定額ニコノリパックのリースサービスでは、契約満了後に「同じ車を買い取る」という選択肢もあります。

また、トヨタのサブスクKINTOでは、買い取りこそできませんが、

• クレジットカード払い可能
• 月額定額に任意保険が含まれている
• 一部地域で中古車の取り扱いがスタート
• カスタマイズ車両（モデリスタ）の取り扱いもある（ただし独自カスタムは不可）

といった特徴があります。

各社サービスによってメリット・デメリットがありますので、自分の目的・ニーズ・ライフスタイル等に照らし合わせて比較検討することをおすすめします。

まとめ