車検の見積りにいったら20万円を超える見積りを出された!という経験がある人は意外と多いのではないでしょうか?
そこまで古くない車でもタイミングによっては車検代が20万円を超えてしまうことがあり、その大きな要因の1つになっているのがタイヤ交換です。
特に最近は純正サイズのタイヤも大きくなっている傾向があり、車種やグレードによっては17インチ以上のタイヤを装着していることも少なくありません。
例えば、17インチのタイヤになると1本1.5万円程度するため、4本交換となればタイヤ代だけでも約6万円にもなってしまいます。
このように、車検代が高くなる要因として、タイヤやバッテリーなどの高額な部品交換があげられますが、これらは少し手間をかければ大幅に安く済ませることが可能です。
そこで本記事では、車検の際に交換時期を迎えやすいタイヤやバッテリーなどを安く交換する方法をご紹介します。
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車検が20万円以上になりやすい要因
車検が20万円以上になるケースというのはそれほど多くはありませんが、大体のケースは以下の2つになると思います。
- タイミングベルトなどの高額整備が必要な場合
- タイヤ交換などの高額な部品交換が必要な場合
どちらも消耗品であるという点は同じですが、それぞれ発生しやすいタイミングが異なります。
タイミングベルトなどの高額整備が必要な場合
高額な整備というのは走行距離の多い車や年式の古い車ほど発生しやすくなります。特に車検が20万円以上になるケースとして一番多いのがタイミングベルトの交換です。
最近はタイミングチェーンを使用している車もまた増えてきましたが、そうでない場合は走行距離が10万km付近になるとタイミングベルトの交換が必要になります。
タイミングベルトは車検時に交換するケースが多く、軽自動車でも3万円以上、普通車なら5万円以上が目安となるような高額整備です。
その他にも10万km付近になるとドライブシャフトブーツの交換やブレーキ周りの整備が必要になるケースが多く、いずれも数万円単位の整備費用が発生してしまいます。
このように、車は走行距離が10万km付近で交換を推奨されている部品が多く、いずれも比較的大がかりな整備が必要です。
その結果、交換工賃が高くなってしまい、車検代が20万円以上になる要因になってしまいます。
タイヤ交換などの高額な部品交換が必要な場合
車にはタイヤやバッテリーといった高額な消耗部品が使われていて、これらの部品交換が車検と重なると思わぬ高額な車検になります。
特にタイヤは普通車なら1本1万円程度は当たり前で、車種やグレードによっては1本2万円以上するタイヤを装着している場合もあるでしょう。
タイヤの交換時期は走行距離がある程度の目安になりますが、乗り方や装着しているタイヤによっても大きく変わるため、一概にはいえません。
ちなみに、タイヤは車検の検査項目にも含まれていて、スリップサイン(溝が1.6mm以下)のでているタイヤは車検に不合格となります。
溝が残っていれば車検には通りますが、摩耗したタイヤや古いタイヤは性能が大きく低下し、ブレーキをかけてもなかなか止まらなかったり、スリップの原因になるので注意して下さい。
このように、タイヤは車の中でも高額な部品の1つで、車検と交換時期が重なると車検代が高くなってしまう要因になります。
タイヤ交換やバッテリー交換を安くする方法
タイヤやバッテリーのような高額な消耗部品の交換が原因で車検が高くなってしまうケースは多いですが、仕方がないと諦めてそのままお願いする人が殆どでしょう。
でも、できることならなるべく車検代を安くしたいですよね?そんな時は車検とタイヤ交換などを分けて別々の業者に依頼しましょう。
特にディーラーを普段から利用している方は、タイヤ交換やバッテリー交換も高くなりがちです。タイヤやバッテリーは大量仕入れで安く販売できるカー用品店で交換した方が安くなります。
最近ではカー用品店のプライベートブランドも販売されているため、こだわりがなければかなり部品代を安くできるはずですよ。
バッテリーくらいなら自分で交換できるというなら、ホームセンターや通販なども安く購入できるのでおすすめです。
ただし、カー用品店と違って自分の車に適合したサイズを自分で探さなければならないので、間違えて購入しないように注意してください。
良く分からないという人はカー用品店にいって聞いた方が早いでしょう。
こだわりがないならタイヤは輸入タイヤ(アジアンタイヤ)がおすすめ!
通販といえば、タイヤは通販で購入すると激安で購入できるのを御存知でしょうか?
特に輸入タイヤ(アジアンタイヤ)の価格はかなり安く、国産タイヤの30%~70%程度安く買えます。
タイヤは国産にこだわっている方も多いかもしれませんが、日本で販売されているアジアンタイヤは国際的な基準をクリアし、安全性が認められているものが殆どなので全く問題はありません。
実際、カー用品店でも輸入タイヤは多く販売されていますし、海外展開している国産車では純正タイヤとしてアジアンタイヤを採用しているメーカーもあります。
日本のタイヤメーカーが技術を提供しているところもあるので、今はアジアンタイヤの性能もかなり高くなっているといえるでしょう。
私も自分の車はアジアンタイヤを履いています!国産タイヤは高すぎる・・・。
ただし、輸入タイヤに総じて言えることは、静粛性については国産タイヤのほうが性能が高く、ロードノイズが気になる方にはアジアンタイヤはおすすめできません。
車内でラジオやテレビ、音楽を聴いている方も多いと思うので、タイヤ選びを間違えなければそこまで気にならないとは思いますが、神経質な方は国産のタイヤを履きましょう。
また、スタッドレスタイヤはまだまだ国産の方が性能が良いため、高くても国産タイヤを選んだほうが良いと思います。
アジアンタイヤの選び方
一口にアジアンタイヤといってもメーカーはたくさんあり、聞いたことがあるようなメーカーから全く聞いたことがないようなメーカーもあります。
ロードノイズなんて全く気にしないというなら安いタイヤでも良いですが、できれば静かなタイヤを選びたいという方が多いはずです。
アジアンタイヤも国産のタイヤメーカーと同じようにグレードが分かれているので、その中でも静粛性に優れたタイヤを選びましょう。
少し値段は高くなりますが、それでも国産タイヤと比較すれば遥かに安くなります。
アジアンタイヤを購入できるサイトはいくつかありますが、種類も豊富で安いオートウェイがおすすめです。
オートウェイは購入時に取付店も一緒に探せるので、持ち込みでタイヤ交換してもらえるところを探す手間も省けます。
持ち込みのタイヤ交換は断られることも多いので、自分で探すという方は注意しましょう。
アジアンタイヤについては下記の記事でも詳しくまとめているので、興味のある方は参考にして下さい。
車検が20万円を超えたら買い替えるべき?
車検が20万円を超えたといっても、タイヤのような高額な部品が原因で一時的に高くなっている場合と車の寿命が近づいて修理費が多くなっている場合があります。
前者の場合はたまたま高額な部品の寿命が車検と重なっただけですから、買い替えを検討する必要はありません。
後者の場合は走行距離や年式から考えても買い替えを検討してもよいと思いますが、コスパを考えて買い替えるべきか悩んでいるなら乗り続けたほうがおそらくコスパは良いです。
ただし、年式の古い車や走行距離が多い車は必然的に故障も増えます。
今以上に手間がかかる可能性は高いので、日頃から殆どメンテナンスをしないような方であれば買い替えたほうが良いかもしれません。
乗り換えた方が良いか迷っているという方は、下記の記事でも乗り換えのタイミングや判断基準をまとめてあるので参考にして下さい。
買い替えを検討する前に一度買取査定に出してみよう!
車の買い替えをするか迷っているなら、一度買取査定に出して自分の車が今どのくらいの価値があるか確認してみることをおすすすめします。
自分では売れないと思っているような車でも、海外で需要があったり中古車としてはまだ価値があるという場合も多く、上手く売れば思わぬ高額査定がつくこともあります。
中古車の買取業者はどこもできるだけ安く買取したいと考えているため、車を高く売るためには複数の店舗で比較し、競わせることが重要です。
最初から諦めてそのまま下取りに出してしまったり、比較せずに売却すると大損する可能性もあるので、まずは軽い気持ちで買取査定にだしてみて下さい。
複数の店舗を比較するならまとめて査定の申込みが出来る一括査定がおすすめです。おすすめの車一括査定は下記の記事を参考に選んでみて下さいね。
まとめ
車検はタイヤやバッテリーといった高額な部品の交換が重なるとあっという間に20万円くらいになってしまいます。
ですが、見積りをしたところにそのまま依頼するのではなく、通販やカー用品店などで部品自体を安く購入できれば車検を安く受けることが可能です。
多少の手間はかかってしまいますが、それだけで数万円単位安くなることもあるため、面倒だと思わずやってみてください。
また、車検はどこに出すかによっても金額は変わってくるため、できるだけ安く車検代を抑えたいなら楽天Car車検やEPARK車検がおすすめです。
利用したことがないという方や、安い車検業者を探している方は下記の記事も併せてチェックしてみてくださいね。