ディーラーで新車を購入した場合、基本的には車検の時期が近くなるとDM(葉書)や電話でお知らせしてくれますが、100%連絡がくるとは限りません。
連絡がくるものだと思っていると、車検の時期を自分で把握していなかったり、そのまま車検が切れてしまったりするので注意してください。
ここでは、車検の満期を確認する方法や、ディーラーから電話がこなかった場合に車検を依頼する方法、断りたい時の対処法などをまとめました。
また、お得に車検を受ける方法についてもご紹介するので、車検で損をしたくないという方は参考にして下さい。

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ディーラーから電話で車検の案内はくる?
ディーラーで新車を購入した場合、車検の時期が近くなるとDM(ハガキ)が送られてきたり、電話がかかってきて車検がきれる時期をお知らせしてくれます。
これはディーラーが顧客のデータを管理しているからで、一般の整備工場やガソリンスタンドなどでも同様に顧客管理をしているところが殆どです。
つまり、車検の案内はそれぞれの店舗が独自におこなっているもので、当然ながら中古で車を購入した場合は、中古車店から案内がくることはあってもディーラーから車検の案内はきません。
DMだけで電話がこないこともあるので、車検切れには注意が必要です。
ディーラーから車検の連絡がくるのはいつ?
ディーラーから車検の連絡がくるタイミングは、店舗や担当者によっても違うので何ともいえませんが、概ね車検満了日の3ヶ月前~1ヶ月前までには連絡があるでしょう。
先にDMが届いてから電話がきて、「ハガキが届いたと思いますが車検どうしますか?」といったように聞かれるケースが多いと思います。
車検をディーラーで受けるつもりなら、こちらから何かしなくても電話がきたタイミングで見積りの予約がとれるので便利ですね。もちろんとりあえず見積りだけとってみるのもOKです。
ディーラーから連絡が来ない場合はどうする?
車検の時期が近付いているのに、ディーラーから案内のDMも電話もこないという場合があります。
ディーラーが車両データを入力した際に打ち間違えたのかもしれませんし、引っ越しをしたばかりでまだ住所変更していないなど、届かない理由は色々あるでしょう。
もしディーラーから車検の案内が来ない場合は、こちらから連絡してまずは見積りの予約します。
飛び込みでも車検の見積りくらいなら対応はしてくれますが、先客がいると待たされる場合も多いので、事前に予約をとってからいくほうがおすすめです。
特に2月~3月は車検が最も多い時期なので、早めに連絡して予約をとることをおすすめします。
DMや電話が来たけど断りたい場合は?
ディーラーからDMや電話がきたからといっても、必ずディーラーで車検を受けなければいけないわけではありません。
車検はディーラー以外の整備工場やガソリンスタンド、カー用品店などでも受けられますし、車検の専門店もあります。
ディーラー以外で車検を受けたい場合は、電話があったタイミングで「他にお願いした」と伝えるだけでOKです。
電話がきたのに無視していると、ディーラーの担当者も「車検の満期が近づいていることに気が付いていないのではないか」と心配して何度も電話をかけてしまいます。
殆どの場合は一言断るだけで済むと思うので、面倒でも一度電話にでて今回はディーラーで車検を受けないと伝えましょう。
もし、担当者がしつこかったり、断り方がわからないという方は、「〇〇の付き合いで他にお願いすることになった」といえばまず引き下がるはずですよ。(〇〇は仕事や友人など何でもOK)
車検の有効期限を確認する方法
ディーラーから車検の案内がこなくても、自分で車検の満期を把握していれば問題ありません。車検が切れてしまったなんてことを防ぐためにも一度チェックしておきましょう。
車検は乗用車なら新車から1回目は3年、その後は2年間が有効期限です。貨物や事業用の場合は1年という場合もあるので注意してください。
車検の有効期限を確認する方法は、
- 車検証を確認する
- 車検ステッカーを確認する
という2つがあります。
どちらでも良いですが、車検ステッカーは詳細な日時が分からない場合もあるので、車検証を確認するほうが確実です。
また、車検は1ヶ月前から受けることができます。それ以上早くてもできないことはないですが、その分車検の期間が短くなってしまうので注意してください。
車検業者は早期予約割引などを実施している店舗も多いので、早めに予約をいれておくとお得に車検ができますよ!
お得に車検を受ける方法
新車を購入すると、車検からオイル交換まで全部ディーラーにお任せ!って方も多いと思いますが、ハッキリ言ってディーラーは車検の料金が高いです。
これは簡単に言えば基本となる工賃が他社よりもディーラの方が高いからで、ディーラーより安い金額で車検を受けることは簡単にできます。
おすすめは楽天Car車検といった車検の予約サービスを利用する方法で、これらを利用するだけでポイント還元が受けられます。詳しくは下記の記事にもまとめてあるので、興味のある方は参考にして下さい。
ディーラー以外でも車検の内容は殆ど変わらない
楽天Car車検やEPARK車検には、基本的にはディーラー以外の車検業者が参加しています。
もしかしたらディーラー以外のところに車検を出すのは怖いと感じている方もいるかもしれませんが、国から認可を受けた事業所であれば車検の内容は殆ど変わりません。
そもそも車検とは保安基準に適合するかの検査を受けることで、一般的には法定24ヶ月点検がセットになっています。
これらはどちらも基準値や点検項目が決まっているので、どこで受けても基本的な車検の内容は同じなのです。
最近は法定24ヶ月点検で定められている点検項目にプラスして、点検項目を増やしている車検業者も多くありますし、ディーラー以上に細かく点検しているところもあります。
ディーラーだから安心というわけではないので、できるだけ車検費用を抑えたいという方は、ディーラー以外で車検を受ける選択肢を検討してみて下さい。
とはいえ、車検業者はたくさんあるので、いきなり選べと言われても難しいと思います。下記の記事ではそれぞれの車検業者別に特徴をまとめてあるので参考にして下さい。
まとめ
新車をディーラーで購入した場合、特別な理由がなければ車検の満期が近くなるとディーラーから車検の案内がDMや電話できます。
ただし、100%連絡がくるというわけではないので、自分でも車検がいつ切れるかは把握し、受け身にならないようにしましょう。
また、連絡がきたからといって必ずしもディーラーで車検を受ける必要はなく、他社で車検を受けることも可能です。
今はディーラー並みの手厚い点検をしてくれる車検業者もたくさんあるので、なるべく費用を抑えたい方は一度見積りをとって比較してみると良いでしょう。
特に走行距離が10万キロを超えてくると交換部品も増えて高額になるので、金額の差が顕著に表れてきます。
車検の見積りが高いと感じた方は、こちらも併せて参考にしてみてください。