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ディーラー車検が高い理由は?相場比較と費用を安く済ませる方法!

 2018/11/25 車検
  528 Views

自家用車であれば、新車購入時を除き、
2年毎にやってくる車検。
車を安全に乗るためには必要な定期点検です。

必要だと分かってはいても、車検の費用は
高いイメージがあり、車を乗る方にとっては大きな出費になりますよね。

そんな車検の費用を安く済ませるには、
どこにお願いするかがとても重要です。

特にディーラー車検の費用は相場より高く、
場合によっては数万円の差が生じることもあります。

今回は、良く分からない車検の仕組みや
相場がどれくらいなのかについて比較してまとめました。

また、併せて車検の費用を安く済ませる
方法も併せて御紹介します。

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車検費用の相場比較とディーラー車検が高い理由

新車を購入した方だけでなく、中古車を購入
した方でも、ディーラーで車検をお願いするという方は多いと思います。

その一方で、『ディーラの車検は高い』という
認識をしている方も多く、その他の整備工場や
ガソリンスタンド等で車検を受ける方もいます。

では、実際ディーラーとその他の車検業者では
どんな違いがあるのでしょうか?

 

車検費用の相場比較

車検は車種や車の状態、地域や店舗に
よっても変わるので、正確な金額は見積りを
取ってみなければ分かりません。

ここで紹介するのはあくまでも概算の相場では
ありますが、どのくらい差があるのか見てみましょう。

以下の料金は、中型車(重量1.5t以下)で、
追加整備が発生しない場合の参考価格です。

  • ディーラー・・・8~9万円程度
  • 車検専門店・・・6~7万円程度
  • 民間車検場・・・6~7万円程度
  • カー用品店やガソリンスタンド・・・5.5~6.5万円程度

確かにこう見るとディーラーの車検は高いですね。
では、なぜディーラーの車検は高いのでしょうか?

 

車検にかかる費用の内訳

ディーラーの車検がなぜ高いのか、
その他の業者が安いのかを理解するために、
まず車検にかかる費用の内訳から説明していきます。

車検にかかる費用の内訳を見てみると、
大きく分けて以下の3種類に分けられます。

  • 重量税や自賠責保険などの『法定費用』
  • 24ヶ月点検や検査料などを含む『車検基本料』
  • 追加整備に伴う部品代や工賃などの『整備料金』

日頃から車のメンテナンスを行っていたり、
特に問題が無ければ、車検にかかる費用は
基本的に『法定費用』『車検基本料』だけになります。

法定費用は車種によって金額が変わりますが、
車検を依頼する業者によって変わることは基本的にありません。(※)

しかし、車検基本料や整備料金については、
どこに依頼するかによって差が生じます。
これが車検にかかる費用が業者によって違う理由です。

※法定費用に含まれる印紙代だけは、
認証工場か指定工場かによって数百円の差があります。

 

ディーラーの車検が高い理由

ディーラーの車検が高いと言われる理由は、
車検専門点や整備工場、ガソリンスタンドなどに
比べて車検基本料整備料金が高めに設定されているからです。

車検基本料の比較

まず、車検基本料は3つの項目に分けられます。
業者によって呼び方の違いはありますが、

  • 24ヶ月点検の点検料
  • 検査料
  • 事務手数料や代行手数料

といったところです。

検査料とは、保安基準に適合しているかどうか
を検査する機器があり、その使用料です。

これについては、多少の違いはあっても
そこまで大きく費用が変わることはありません。

特に差が出やすいのは24ヶ月点検の料金で、
ディーラーだと20000~25000円程度の場合が多いです。

一方、車検専門のフランチャイズ店やガソリン
スタンドなど、安い業者では10000円前後の場合もあります。

さらに、意外と見逃しがちなのが事務手数料や
代行手数料と呼ばれる費用。

ディーラーでは15000円程度かかることが
多いですが、他の業者では5000円程度
済んでしまう場合もあります。

これだけでも、20000~25000円近くの差が
生じることもあり、ディーラーの車検が高い理由です。

 

整備料金の比較

次に、整備料金についてですが、
こちらも全体的にディーラーのほうが高くなる傾向にあります。

その理由は、以下の2つです。

  • 交換する部品は基本的に純正部品を使用する
  • 作業工賃の単価が高めに設定されている

ディーラーの場合は、新車を販売している立場
もあり、純正部品を使用するのが普通です。

しかし、整備工場などにはその縛りはないので、
純正部品だけでなく、それ以外のメーカーが
販売している部品も使用できます。

必ずしも純正部品が高いというわけでは
ありませんが、選択肢がある分
費用を抑えることができるケースもあります。

また、交換する部品によっては、
中古パーツやリビルト品を使用することも可能です。

リビルト品とは、一度分解してから清掃し、
消耗品などのパーツを新品に交換したものです。

新品のように再生されていながらも、
価格は安いというメリットがあります。

 

ディーラーは工賃レートも高い

さらに、その部品を交換する工賃も
ディーラーはやや高めに設定されています。

工賃は1時間単位の単価が設定されていて、
その作業にどのくらい時間がかかるかで決まります。

作業時間については、標準作業時間という
整備振興会が定めている数値を基準に計算
されるのが一般的です。

作業内容はもちろん同じですが、
単価が高いため、必然的に工賃も割高になります。

実際、私が過去に整備士として働いていた
整備工場では、ディーラーと比較して1000円程度の差はありました。

1000円と聞くと大した差ではないように
思えますが、作業内容が増えてくれば
数万円単位で差がでることもあるということです。

工賃については、地域や店舗によっても
差があるので、事前に見積りをとり、
同じ作業で比較すると分かりやすいでしょう。

 

ディーラー車検と民間車検に違いはある?

ディーラーと民間車検では、基本料などに
差があるので、内容にも違いがあるのでは?
と思う方も多いでしょう。

実は車検というのは、基本的にどこで受けても
内容自体はそれほど変わりません。

なぜなら、車検とは24ヶ月点検がセットになって
いるのが普通であり、その点検項目は、
国で決められているからです。

ディーラーの方が点検項目が多いという意見も
ありますが、今ではどの業者も点検項目を
自主的に増やしています。

その方が安全に繋がるというだけでなく、
提案箇所も増え、車検の単価アップに繋がるからです。

実際繁忙期などの場合は、ディーラーに車検を
依頼したとしても提携している民間業者に外注
するなんてこともあります。

このことからも、ディーラーが特別な整備をして
いるわけではないことがわかりますね。

 

ディーラーなら予防整備が受けられる?

ディーラーは次の車検まで安全に乗れるように
予防整備が受けられるということが言われていたりします。

確かに、安さだけを重視し、車検に通れば良い
というスタンスで行っている民間の車検業者もあるにはあるでしょう。

しかし、ディーラーでなくとも、しっかりした
業者であれば次の車検までに消耗、又は故障
してしまう恐れがあるものについては提案するのが普通です。

今の時代はその提案を受け、車のオーナーが
どこまで整備をするのか判断するのが当たり前になってきています。

ディーラーだから特別手厚い整備が受けられる
というわけではなく、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

 

ディーラーだから安全な整備が保証されている?

ディーラーなら車検整備に保証がついていて
安心なんてことも言われていたりします。

しかし、これも間違った認識で、まともな車検
業者であれば自分達で行った整備に対して
責任を持つのが当たり前です。

もし仮に無責任な整備を行えば、
あっという間に信用を失ってしまうでしょう。

また、ディーラー以外で車検を受けると、
メーカーの補償が受けられなくなるという
誤解をしている方もいます。

メーカーの補償というのは、乗り方や管理方法
などに問題がなければ、車検をどこで受けようと
保証期間内であれば保証されるので安心して下さい。

ただし、メーカー保証も無条件で適用される
わけではありません。

定期的な点検やメンテナンスを行っていること
が条件となりますので、注意して下さい。

 

ディーラー車検のメリット

ここまで見てみると、ディーラーでの車検
にはメリットがないと思うかもしれませんが、
そんなことはありません。

民間の整備工場はメーカー、車種問わず、
様々な車を点検、整備しています。

それに比べてディーラーは、基本的に
そこで新車販売している、又はしていた車種を点検、整備します。

その分特定の車種についての知識が深く、
ディーラーだからこそできる提案というのもあるからです。

例えば、数ある車の中には、その車種
特有の壊れやすい箇所というものがあったりします。

そういった豊富な経験を必要とすることに
関しては、同じ車種を数えきれないほど
こなしているディーラーの方が発見しやく、
適切なタイミングで提案できるメリットがあります。

また、リコールなどがあった場合にも、
車検時に一緒に整備してくれるなど、
二度手間になることもありません。

車には、リコールまでいかない不具合なども
意外と多く、ディーラーではサービス
キャンペーンなどとして交換していたりします。

サービスキャンペーンなどは新車を購入した
店舗から案内が来るはずですが、
車検の時に一緒にやってくれることもあり、
こちらも手間にならないというメリットがあります。

 

ディーラー以外に車検を受けられる業者の種類

車検というのは、ディーラーなどの
車検を行ってくれる業者にお願いするか、
自分で車を陸運局に持ち込んで検査を受けるかの2択になります。

後者はユーザー車検と言われるものですが、
費用面では確かに安く車検が受けられます。

しかし、余程車について詳しく、尚且つ
自分で整備できるという方以外はおすすめしません。

もしユーザー車検に興味があるなら、
以下の記事を参考にすると良いでしょう。

それ以外の方は、どこかの業者に車検を
依頼することになるわけですが、
どんな業者があるのか御存知でしょうか?

車検業者には、大きく分けて3つの種類があります。

 

指定工場、認証工場、代行業者の違い

指定工場や認証工場は、国から認可を受け、
国家2級以上の整備士が従事しています。

分解整備という車の走行上重要な部分を
外して整備することを認められていて、
もちろんそれに必要な設備も整っています。

その中でも一定の基準を満たし、
申請することによって指定を受けた工場が
指定工場で、民間車検場ともいわれています。

一方、代行業者というのは、基本的に
車検を通すことだけを代行している場合が多いです。

車検に通るかどうかの簡単な点検をすることは
できますが、分解整備はできないので、
十分な整備を受けることができません。

価格は安いですが、安全性に関しては
自己責任となり、他の業者に整備を別途
依頼することが必要になります。

 

認証工場のメリット、デメリット

認証工場の場合は、車検整備はできますが、
検査は車を陸運局に持ち込んで受けなければなりません。

もし、検査に不合格となった場合には、
一度持ち帰って整備しなおすこともあります。

また、土日は陸運局が開いていないことや、
繁忙期には陸運局が大変混雑するため、
直近の予約がすぐに取れないこともあります。

このような理由から、車検完了までに時間が
かかるケースが多いというデメリットがあります。

メリットとしては、比較的車検にかかる料金が
安くなることも多いという点です。

指定工場よりは設備に費用がかからない分、
検査料などが安い場合も多いからです。

認証工場は、比較的小規模の整備工場や
中古車販売店、一部のカー用品店や
ガソリンスタンド等が該当します。

 

指定工場のメリット、デメリット

指定工場の場合は、陸運局と同等の検査ライン
を保有し、車検の検査が自社でできます。

書類は後日陸運局に申請する必要がありますが、
その間は保安基準適合証を車検証の代わりに
発行することができるため、土日でも車検を
受けられたり、
短時間で車検が完了できる
といったメリットがあります。

業者によっては1時間程度で車検を受ける
ことができるので、時間の無い方にはありがたいですよね。

デメリットとしては、指定工場の車検は陸運局
の基準より厳しい場合が多いということです。

指定工場には定期的に監査が入り、
適正な車検業務が行われているかチェックされます。

万が一、保安基準に適合しない恐れがある車を
車検に通したことが発覚すると、営業停止などの
厳しい処分が下されてしまいます。

そういったリスクを避けるため、より厳しい基準で
車検業務を行っている指定工場が殆どです。

それに伴い、交換部品や追加整備が多くなる
こともあり、費用も高くなるケースがあります。

とは言え、より安全な整備が行われるという
ことになるので、メリットと捉えることもできるでしょう。

指定工場は、ディーラーや車検専門店、
比較的大規模の整備工場などが該当します。

カー用品店やガソリンスタンドなどは、
自社で指定工場を保有し、各店舗では
受付のみ行っている場合も多いです。

 

車検業者の選び方

安全、安心のカーライフを送りたいならば、
認証工場や指定工場に限らず、
信頼できる業者に車検を依頼することが大切です。

では、どのように信頼できる業者かどうかを
判断したら良いのでしょうか?

 

予防整備まで提案してくれる業者を選ぶ

車検というのは、極端なことを言えば、
検査項目さえクリアしてしまえば、合格することができます。

しかし、それでは安心して車を乗り続ける
ことは難しく、いつ故障するかもわかりません。
場合によっては事故を招く可能性もあります。

良心的な車検業者であれば、走行距離や年式、
車の状態を見た上で、事故や故障を防ぐために
整備の提案をしてくれるでしょう。

とは言え、とにかく『交換した方がいい』、
『危険だから』などと不安を煽るような
提案を受けても信頼できるとは言えませんよね。

車が詳しくない方にも分かりやすく、
その整備が何故必要なのかを説明してくれる
業者であれば、良心的で信頼できる業者だと言えます。

 

安さや早さだけをアピールする業者には注意する

上記のような良心的な業者とは違い、
安さや早さだけをアピールする業者には注意しましょう。

確かに安い、早いことはメリットですが、
そればかりを追い求めた結果として、
効率だけを重視した『ただ通すだけの車検』
になっている可能性が高いからです。

このような車検業者は、もちろん予防整備の
提案などはなく、車検後に車が故障しても、
車検とは関係ないと言われて終わるでしょう。

それでもいいという言うなら構いませんが、
安心して車を乗りたいならこのような車検業者は避けるべきです。

 

車検を安く済ませるには?

緊急性の高い項目とそうでない項目を仕分けする

車検業者が提案する見積りの中には、
緊急性の高い項目とそうでない項目があるはずです。

信頼できる車検業者を選ぶことができれば、
予算を伝えるだけで、今すぐやるべき項目と
後でも問題のない項目を仕分けしてくれるはずです。

まだ少し猶予がある箇所については、
後日へ回すようにして車検費用をなるべく抑えましょう。

予算と相談しながら担当者と進めていくのが
本来あるべき車検の正しい形だと思います。

 

複数の見積りをとって比較する

最初にお伝えしたように、車検費用の中には
業者によって金額に差がある項目があります。

少なくとも2社の見積もりをとり、これらの
項目を比較するだけでも車検費用を抑えることができます。

その際は、ディーラーと車検専門店、
車検専門店とカー用品店などといったように
業種が違うところの見積もりを比較すると分かりやすいです。

一括査定のように大量の見積もりをとるのも
良いですが、労力に合わない可能性も高いです。

少しでも安い業者を探したい!というなら
一括査定もおすすめですが、通常は2~3社程度で十分でしょう。

また、金額以外では、見積り時の対応や
提案内容にも差があるかもしれません。

安さだけを追い求めすぎずに、信頼できる
業者かどうかも併せて判断しましょう。

楽天車検ならコース毎の料金などを見ながら
比較して探すことができます。

ディーラーは加盟していませんが、
ディーラー以外に車検を依頼したい場合には
とても便利に活用できるはずです。

詳しくは下記の記事にまとめてありますので参考にして下さい。

 

早期割引などを利用する

車検業者も増えてきたおかげで、
顧客を獲得するための競争も激しくなっています。

その代表的なものが早期予約割引で、
早ければ早いほどお得になるシステムになっています。

早期予約といっても車検が受けられるのは
満了日の1ヶ月前からです。

あくまでも仮予約に過ぎないのですが、
こういったサービスを上手く使えば車検が安く受けられます。

その他にも、車検後のオイル交換が無料に
なったり、ガソリンが安く入れられるサービスもあります。

このような車検後のサービスも考慮して
自分に合った車検業者を選んでみて下さい。

 

まとめ

いかかでしたか?
車検は車を購入したところに任せるという方も
多いですが、車検のことを理解していると、
費用にも大きな差が生じます。

今はディーラーだから安心、安全という時代ではありません。
良心的な車検業者も多く、殆ど変わらない
内容で安く車検を受けることができる業者もたくさんあります。

車検が高いと感じたのであれば、
複数の業者を比較し、信頼できる本当に良い
車検業者を見つけてみて下さいね。

各業者の特徴などをもっと詳しく知りたい方や、
おすすめの業者が知りたい方はこちらも参考にしてみて下さい。

 

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yasu

yasu

自動車整備士として車業界に15年以上携わり、修理の知識はもちろん車の売買からコーティングのことまで幅広い知識を生かして記事を執筆中。国家資格の整備士免許だけでなく、中古車査定士などの資格も取得しています。

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