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コンパウンドの使い方|車の傷消しにおすすめのグッズも紹介

 2018/11/10 洗車・コーティング
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車の傷は、ある程度でしたらコンパウンドで
消したり、目立たなくすることができます。

しかし、コンパウンドの使い方を間違えると、
車の塗装を痛めてしまったり、
傷が余計に目立ってしまうこともあります。

そこで今回は、コンパウンドの正しい使い方と、
初めての方でも失敗しにくいおすすめコンパウンドを御紹介します。

コンパウンドの選び方で迷っている方や、
上手く車を磨くことができるか不安に感じている方は是非参考にしてください。

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コンパウンドとは?

まず、コンパウンドとはどういったものなのか理解しておきましょう。

車に使われるコンパウンドは、主に傷を
消すために使用したり、くすんでしまった
塗装を綺麗な状態に戻すときなどに使われます。

コンパウンドとは、簡単に言えば研磨剤です。
コンパウンドで傷を埋めることができると
思っている方もいますが、それは誤解です。

実際には傷を埋めているのではなく、
コンパウンドで車を磨くことによって、
傷の深さまで周囲を削り、塗装面の凹凸を
なくしているというのが正しい認識です。

つまり、コンパウンドで消すことができる
車の傷は、比較的浅い傷だけになります。

深い傷を消そうと思えば、傷の深さに応じて
周囲を削ることになりますから、最悪の場合
下地が出てしまう場合もあるので注意しましょう。

ここを勘違いしていると、傷を埋めるために
コンパウンドを傷の部分だけに使用する
といった間違った使い方をする原因になります。

 

コンパウンドで消せる傷の目安

コンパウンドで消せる傷の目安

では、コンパウンドで消すことができる
車の傷とはどの程度の傷でしょうか?

目安としては、傷に対して垂直に爪でなぞった
時に引っかからない程度の傷や、水を車の
ボディーにかけた時に殆ど目立たなくなる程度の傷です。

逆に、爪でなぞった時に明らかに凹みがあって
引っかかってしまう深い傷や、塗装の色とは違う
灰色や黒などの色が出てしまっている傷はコンパウンドでは消せません。

また、車同士が接触し、相手側の塗料がついて
いる場合もありますが、爪に引っかかるような
深い傷がなければ消すことができます。

 

車の塗装は基本3層構造

車の塗装は、基本的に下地、ベースカラー
(塗装の色)、クリア(透明な艶出し)の3層になっています。
コンパウンドで消せる傷は、基本的にクリアの層までです。

ベースの層で留まっている傷もコンパウンドで
磨けば消すことができますが、クリアの層を
削ってしまっているため、艶がなくなり、
返って目立ってしまうことも多くなります。

そうなってしまってからでは、新たにクリアを
塗装しなければなりませんので、深めの傷を
DIYで消そうとするのはおすすめしません。

最近の車は特に塗装が薄くなっているので、
コンパウンドで磨きすぎないように注意しましょう。

また、ベースの層を超えて下地が出ている
傷の場合、コンパウンドで傷を消すことはできません。

 

正しいコンパウンドの使い方と手順

コンパウンドの使い方とキズ消しの手順

コンパウンドと塗装の構造が分かったところで、
早速コンパウンドの使い方を御紹介します。

手順を追ってコンパウンドの使い方を御紹介
していきますが、文章ではわかりにくい部分も多いと思います。

youtubeから分かりやすい動画を探して
きましたので、動画で見たい方は下記を参考にして下さい。

参考動画:【モノタロウのコンパウンドで黒い車を磨く/水垢落としと洗車傷消しと鏡面仕上げ】

※動画は全体的なくすみをとる方法を紹介している動画ですが、傷を消す場合もやり方は基本的に同じです。

 

準備するもの

まず初めに、準備するものですが、

  • コンパウンド
  • 磨き用のスポンジや布
  • 拭き取り、仕上げ用のクロス
  • マスキングテープ

とりあえずこの4つがあればOKです。

広い範囲を磨くにはポリッシャーがあると
便利ですが、小傷を消すくらいなら手磨きで十分です。

コンパウンドは、必要に応じて数種類用意
して下さい。選び方は手順と一緒にご紹介します。

磨き用のスポンジや布は、コンパウンドの
種類毎に使い分けるので、いくつか用意しておきましょう。

マスキングテープは、磨く場所以外に
コンパウンドがつかないように保護するものです。

剥がすときも粘着剤などが残りにくいので、
あると便利ですが、保護するようなものが
ない場合はなくても問題ありません。

 

ステップ①洗車してゴム部品などを保護する

車をコンパウンドで磨く前に、洗車をして
汚れやほこりなどを落としておきましょう。

汚れやほこりがあると傷も見えにくいですし、
スポンジや布も目詰まりを起こしやすく、
車を傷つけやすくなります。

また、鉄粉などがついていると、これも余計な
傷がつく原因になりますので、粘土クリーナー
などをつかって除去しておきましょう。

車が綺麗になったら後はコンパウンドを使って
磨いていくだけですが、コンパウンドがゴムや
モール等につくと落としにくいです。

磨く場所の近くにそういった部分があるようなら、
マスキングテープなどで保護し、コンパウンドが
付着しないようにしておくと磨きやすくなります。

 

ステップ②粗めのコンパウンドを使用して傷を消す

コンパウンドは、基本的に目の粗いものから
徐々に細かいものへと変更して仕上げていきます。

最初に使用するコンパウンドは、

  • 深めの傷・淡色車の場合・・・細目、極細目
  • 浅めの傷・濃色車の場合・・・極細目

あたりがおすすめです。

各メーカーによって目の粗さの表記が違う
こともあるので注意して下さい。

傷の程度によっては目の細かいコンパウンド
だけでも消すことはできますが、段階を分けて
磨いていくほうが時間もかかりません。

コンパウンドを使用して車を磨く際は、
少量ずつコンパウンドを出し、狭い範囲を
少しずつ磨いていくのが基本です。

ペースト状のコンパウンドなら1cm程度、
液体のコンパウンドなら10円玉程度を
目安にとり、磨く範囲全体に一度伸ばしてから磨き始めます。

失敗しないためにも、A4サイズ程度の範囲
目安に少しずつ磨いていきましょう。

大量のコンパウンドを出して広い範囲を
一気に
磨こうとすると、コンパウンドが乾いて

残ってしまったり、しっかり磨けなくなってしまいます。

 

ステップ③目の細かいコンパウンドで仕上げる

傷が目立たなくなったら、目の細かい
コンパウンドに変更して同じように磨きます。

使用するコンパウンドは、

  • 仕上げ用
  • 超微粒子

などと記載されているものがおすすめです。

淡色車の場合は、この段階で十分綺麗に
なると思いますので、ここで終わらせても構いません。

もっと艶を出したいという方や、濃色車の
場合は次のステップに進みます。

 

ステップ④さらに細かいコンパウンドで艶出し

黒などの濃色車だと、仕上げ用だけでは
塗装面に細かい傷が残っている状態で、
少し曇った状態になってしまいます。

なので、さらに細かい目のコンパウンドで
磨いていく必要があります。

使用するコンパウンドは、

  • 艶出し用
  • 鏡面仕上げ用

などと記載されているものです。

使用するコンパウンドを変えているだけで、
磨き方などは変わりません。

磨き終わったらコンパウンドが残らないように
しっかりと拭き取りましょう。

ここまでやれば、傷も綺麗に消すことができ、
塗装面も艶のあるピカピカの状態になるはずです。

 

磨き方のコツ

コンパウンドの磨き方ですが、円を描くように
磨くとムラがでたり、磨き傷がつきやすいです。
縦と横を交互に直線的に磨きましょう。

また、傷の部分だけにコンパウンドをかける
のではなく、その周囲も一緒に磨いていくと
綺麗に仕上がります。

ある程度磨いたら一度拭き取り、傷の状態を
確認しながら作業を進めていくと失敗も少ないはずです。

 

磨き用のスポンジや布の選び方

磨き用のスポンジはできるだけ目が細かく、
保水性の高いものを選ぶと良いです。

カーショップなどでも『コンパウンド用』の
スポンジが販売されていますので、
そういったものを選べば間違いないでしょう。

スポンジでなくてもネル地の布であれば、
車を傷つけにくく、磨きにも適しています。

広範囲を磨くならスポンジ、狭い範囲や
磨きにくいところは布で磨くといったように使い分けると便利です。

最後に、仕上げ用のクロスですが、
特にこだわりがなければ磨き用の布でも問題ありません。

ただし、コンパウンドを使って磨いた布
ではなく、拭き取り用として新しいものを用意しておきましょう。

 

コンパウンドを使用する際の注意点

コンパウンドで車を磨くときの注意点ですが、
直射日光の当たる場所は避けて作業を行いましょう。

車のボディーが熱を持ち、コンパウンドが
直ぐに乾いて思ったように削れなかったり、傷がつきやすくなります。

また、一番気をつけなければいけない
ポイントは、角を磨く場合
です。

平らな部分は均等に力がかかりますが、
角は一点に力がかかりやすく、思っている
以上に削ってしまい、下地が出やすい部分です。

手磨きの場合はそれほどすぐ下地がでる
ことはありませんが、ポリッシャーを使う場合は
細心の注意を払ってください。

最近の車は丸いから角なんてないよ・・・
なんて思う方もいるかもしれませんが、
ドア一枚見ても分かるように、真っ平の
パーツなんてほとんどありません。

パッと見は平らでも、良く見たら少し角度がついて
角ができている場合もあるので、磨く部分を
事前にしっかり確認しておきましょう。

最後に、どんなコンパウンドを使用したと
しても、クリア層を削っていることには変わりありません。

コンパウンドを使用した後は、コーティングや
ワックスなどで塗装面を保護してあげましょう。

 

車の傷消しにおすすめのコンパウンド4選!

最後に、初心者でもプロ並みの仕上がりが
簡単にできるおすすめのコンパウンドを3つ御紹介します。

コンパウンド選びで迷っている方は是非参考にしてください。

 

ソフト99 99工房

ソフト99は、創業から50年以上続くカーケア
用品の老舗で、カーショップなどに行けば様々な商品が並んでいます。

良く見かけるガラコなんかもソフト99の商品で、
一度は使ったことのある方も多いのではないでしょうか?

一般ユーザー向けの商品からプロ仕様の
商品まで幅広く展開しており、信頼できるメーカーの1つです。

99工房は、ソフト99の中でも人気のブランドで、
車の傷を補修するための商品が多くそろっています。

カーショップやホームセンターに足を運べば、
必ずと言って良いほど置いてあるはずなので、
手に入りやすく、おすすめのブランドです。

 

99工房のおすすめ:液体コンパウンドトライアルセット

出典:Amazon

99工房のコンパウンドは、使い方も簡単で、
一般ユーザーにも分かりやすくなっています。
特におすすめのコンパウンドは、
『液体コンパウンドトライアルセット』です。

粒子の大きさが違う3種類のコンパウンドと、
専用スポンジ3つがついたセットなので、
これさえあれば車の傷を消すために必要な
道具が殆ど揃います。

コンパウンドやスポンジをを1つずつ購入
すると、意外と費用がかかってしまったり、
コンパウンドが大量に余ってしまいます。

特に目の粗いコンパウンドは、傷を消すとき
くらいしか使用しないので、少量あれば十分です。

この『液体コンパウンドトライアルセット』なら、
価格も1598円と安く、大量に余ってしまうこともありません。

初めてコンパウンドを使って傷の補修を
する方や、コンパウンド選びで迷ってしまって
いる方には特におすすめの商品だと思います。

【液体コンパウンドトライアルセットの詳細】

  • セット内容:傷消し・仕上げ・超鏡面の3種類(スポンジ付)
  • 内容量:各80ml
  • 価格:2000円(税抜)

 

3M

3Mは、100年以上続くアメリカの企業で、
日本法人ができてからも50年以上の
歴史がある科学、電気素材メーカーです。

自動車だけでなく、家庭で使う掃除用の
スポンジや文房具などの幅広い分野で
3Mの商品を見かけることも多いはずです。

業務用としてしても有名なメーカーなので、
車業界でも3Mの製品は多く使われていて、
私が以前勤めていた鈑金屋でも馴染みのあるブランドです。

 

3Mのおすすめ:ハード・1/ハード・2

出典:Amazon

3Mのコンパウンドはプロ仕様の製品なので、
しっかり研磨できて仕上がりも良いと
一般ユーザーからも評価が高いです。

特におすすめのコンパウンドは『ハード・1』で、
超硬研磨粒子を使用しているため、極細目で
ありながら手磨きでもしっかり研磨できます。

淡色車向きなので、濃色車であれば
より細かい粒子の『ハード・2』の方がおすすめです。

どちらもこれ1本あれば仕上げまでできてしまう
優れたコンパウンドですが、ハード・1で磨いた後、
ハード・2で仕上げるといった使い方もできるので、
両方あると便利でしょう。

ただし、ポリッシャーを使う場合は、下地が出ないよう注意してください。

3Mのコンパウンドは基本的に業務用なので、
カーショプやホームセンターでは殆ど見かけないかもしれません。

また、通常のサイズは750mlと大きすぎるため、
値段も高くなってしまいますし、一般の方は
使い切れないでしょう。

少し割高にはなってしまいますが、100mlの
ハード1、ハード2がセットになった商品が
Amazonにありましたので、プロ仕様の
コンパウンドが欲しい方は試してみて下さい。

【ハード1、ハード2の商品詳細】

  • タイプ:ハード1(極細目)、ハード2(超微粒子)
  • 内容量:各750ml
  • 価格:3150円(Amazon)

 

Holts(ホルツ)

ホルツはイギリス発祥のメーカーで、
国内でも車の補修用ケミカルなどの
商品が人気のブランドです。

ホルツは車を持つユーザーの長く乗り続けたい
という想いに応えた商品を販売、開発をしており、
一般ユーザー向けのDIY商品が多くなっています。

カー用品店やホームセンターなどでも
販売されているので、馴染みのある方も多いでしょう。

ホルツのおすすめ:液体コンパウンド リキッドコンパウンドミニセット

ホルツの液体コンパウンドセット

ホルツのコンパウンドの中でも、3つの
液体コンパウンドがセットになった商品。

小傷などの修復には量の多いコンパウンドは
必要ないため、初めて傷消しに挑戦するなら
とてもおすすめのコンパウンドです。

既に紹介したソフト99の商品と同じように
便利で使い勝手も良いですが、ホルツの
セットはコンパウンドのみなので、別途
スポンジやクロスなどの準備は必要になります。

超極細のコンパウンドは0.2ミクロンと粒子が
とても細かく、口コミでも傷やくすみがきれいに
なったと評判が良いので、ピカピカに磨きたい
という方にもおすすめです。

【リキッドコンパウンドミニセットの詳細】

  • セット内容:細目・極細目・超極細目のコンパウンド
  • 内容量:各80ml
  • 価格:1843円(Amazon)

 

PiKAL

日本磨料工業が製造しているPiKAL
(ピカール)は、金属部分を磨くピカール液が
有名なブランドで、古くから様々なところで親しまれています。

意外と知られていませんが、車の塗装面を磨く
コンパウンドも数種類販売されていて、手頃な
価格と手に入りやすいことからコスパが良いと評判です。

 

PiKALのおすすめ:ラビングコンパウンド

出典:Amazon

PiKALのおすすめコンパウンドは、
ペーストタイプの『ラビングコンパウンド』です。

少々蓋が開けにくいというマイナス面はありますが、
とにかく価格が安く、ホームセンターなどでも購入できるところが魅力です。

中目~中細目程度と比較的粒子が荒いので、
他のコンパウンドでは傷が消えなかった
という方は、こちらのコンパウンドを試してみると良いでしょう。

ただし、磨き過ぎると下地がでるので注意して下さい。

使用後は別に仕上げ用のコンパウンドが必要
になりますが、液体タイプのコンパウンドの
ように液だれもしないので、使いやすく人気があります。

【ラビングコンパウンドの詳細】

  • タイプ:ペースト(中目~中細目)
  • 内容量:140g
  • 価格:400円(Amazon)

 

まとめ

いかがでしたか?
コンパウンドを使って車の傷を消したい方は、
傷の程度にあったコンパウンドを選び、是非挑戦してみてください。

手磨きでやる分には、しっかり傷の状態を
確認しながらやれば、そこまで神経質になる必要はないと思います。

失敗しないためにも、根気良く少しずつ
磨いていくのが綺麗に仕上がるコツですよ。

コンパウンドで車を磨いた後は、コーティングや
ワックスなどで塗装を保護することも忘れずに行いましょう。

また、コンパウンドは車のボディーだけでなく、
ヘッドライトの曇りや黄ばみの除去にも効果的です。

重度の黄ばみも耐水ペーパーとコンパウンドを
使えばピカピカになるので、是非試してみて下さい。

ヘッドライトの曇りや黄ばみについては、
下記の記事にまとめてあります。

 

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yasu

yasu

自動車整備士として車業界に15年以上携わり、修理の知識はもちろん車の売買からコーティングのことまで幅広い知識を生かして記事を執筆中。国家資格の整備士免許だけでなく、中古車査定士などの資格も取得しています。

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