ディーラーで車検の見積もりだけしてもらうのってなんだか気まずいですよね?
しかし、実際のところそう感じているのは利用する側だけで、他社と比較して車検の依頼先を決めることに何も問題はありません。
ディーラー側もそれを理解していますし、車検の見積もりだけでも断られることはないので安心して下さい。
ただし、車検の見積もりを比較するといっても、金額だけで比較してしまうと車の安全性にも関わるので注意が必要です。
本記事では、ディーラーと他社の見積もりを比較する際の注意点などを解説します。
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ディーラーでも車検の見積もりは無料!もちろん見積もりだけでもOK!
ガソリンスタンドやカー用品店などでは、『車検無料見積もり実施中!』『車検の見積もりはお気軽にどうぞ!』といった看板やのぼりを良く見かけるため、見積もりだけでも比較的頼みやすいです。
しかし、ディーラーではそのような告知を殆ど見かけないため、車検見積もりは有料だと思っていたり、見積もりだけ依頼することを躊躇してしまう人も多いかもしれません。
確かにディーラーで車検の見積もりについて告知されているケースはあまり見かけませんが、他社と同じように無料で見積もりしてくれますし、見積もりだけ出してもらうこともできます。
他社と比較するならディーラーの見積もりは正に基準となるものですし、むしろ遠慮せず積極的に利用するべきでしょう。
とはいえ、最初からディーラーに依頼する気はないといった態度を表に出すのは相手を不快にさせるだけですし、適当な見積もりを出されてしまう可能性もあります。
あくまで『車検の依頼先を検討している』『車検を通すか迷っている』といったスタンスで見積もりを依頼するのが良いでしょう。
車検見積もりだけなら飛び込みでいってもいい?
見積もりだけのために予約するのも気が引けるかもしれませんが、見積もりといっても30分~1時間程度の時間はかかるので、事前に連絡して予約してから行きましょう。
特にディーラーで新車を買って担当者がいる場合は、尚更予約した方が良いと思います。
なぜなら、担当者がいたほうが普段あなたがどれくらい車を乗るか、車についての価値観などを考慮して見積もりを出してくれますし、内容や金額についても相談しやすいからです。
もちろん飛び込みでもやってくれるとは思いますが、待ち時間が長くなったり、担当者が不在の場合もあるので、車検見積もりだけでもできるだけ予約をいれましょう。
車検見積もりだけでも有料になる場合がある?
国産車のディーラーで見積もりが有料という話は聞きませんが、一部の外車ディーラーでは見積もりだけだと有料になるという話を聞いたことがあります。
とはいえ、これもかなり昔の話ですし、余程マイナーな外車ディーラーでなければ今の時代は基本的に無料のはずです。
また、車検切れや故障で自走できない場合はレッカー移動してもらう必要があり、このケースの場合は車検見積もりだけでもレッカー代は別途請求されるでしょう。
いずれの場合も事前に有料という説明はあるはずですが、気になる場合は念のため無料かどうか確認してから依頼したほうが良いかもしれません。
ディーラーの車検見積もりを他社と比較する際の注意点
ディーラーで車検見積もりだけ出してもらい、他社と比較して依頼する業者を決めるという方は多いと思いますが、比較する際にはいくつか確認しておくべき注意点があります。
例えば、
- 現車を確認して出した見積もりかどうか
- 見積もりの内容に違いはないか
- 車検にかかる時間や日数
- 代車の有無や料金について
最低限これらの確認は必要です。
現車を確認していないと後から追加整備が発生する
ディーラーの車検見積もりは基本的に現車をリフトアップしてしっかり現状を確認し、必要な整備や交換部品を含めた見積もりを出します。
しかし、他社では現車を良く確認せずに概算で見積もりをだすところもあり、一見安く見えても後から追加整備で料金が発生してトラブルになる可能性が高いです。
特にガソリンスタンドは、車検の受付自体は系列店の全店舗で行っていたとしても、実際に車検を行う店舗は1つだけという形態が多くなっています。
最近ではセルフのガソリンスタンドが増え、全ての店舗に整備の知識があるスタッフがいるとは限りません。
もちろんこのようなケースでは受付時に概算の見積もりしか出せないと説明はあると思いますが、見積もり時にしっかり現車確認しているかどうかは注意しましょう。
極端に料金が違う場合は車検内容の違いに注意する
車検業者は色々ありますが、それぞれ車検に対するスタンスが違います。
例えばディーラーは基本的に次の車検まで見越した上で必要な整備や交換部品を出しますが、比較的安さを売りにしている業者は今必要な整備や交換部品で見積もりを出すはずです。
つまり、業者によって見積もりの内容が大きく違う可能性があるということ。
ですから、ディーラーと他社を比較する際には、見積もりの金額だけでなく内容も比較し、今すぐ必要な整備は何か、その他の整備については交換時期や必要性についても確認しておきましょう。
一部の整備は車検と一緒にやったほうが工賃が安くなるものがあるため、単純に金額だけで比較すると結局は車検代が高くついてしまうので注意してください。
車検の日数や時間も比較する
普段車をあまり使わない人なら別ですが、良く使う人は車検の内容や金額以外にもかかる日数や時間も比較しましょう。
車検業者によっては早ければ1時間程度で車検が終わるところもあり、買い物のついでに車検ができたりもします。
普段忙しくて車検を出しにいく暇もないという人には便利で、他社より少し高くても検討する余地はあるはずです。
また、車検にかかる日数や時間は当然ながら整備する内容によっても変わります。見積もりの時点でどのくらいかかるか確認し、了承した上で依頼先を検討して下さい。
特に車検が最も多くなる時期の2~3月はかかる時間や日数も長くなりがちなので、早めに見積もりをとって予約しておきましょう。
代車は無料で借りられるか確認する
車検が完了するまでの間代車を用意してくれる業者は多く、基本的には無料になっていますが、全ての車検業者が無料というわけではありません。
また、通常は無料でも代車の空きがない場合など、レンタカーを手配してくれるところもありますが、別途費用がかかってしまうケースもあります。
車検の間代車を借りる場合は、代車代が無料かどうかは必ず見積もり時に確認してください。万が一代車で事故を起こした場合の対応についても事前に確認しておくと安心です。
車検代を安く抑えるには?
車検代を安く抑えるためには、他社と比較して安い業者を探す方法が一番です。
ディーラーの車検はどうしても高くなりがちで、見積もりだけとって他社と比較するという選択は間違っていません。
他社では早期予約割引などの様々な割引サービスが用意されていることもあるので、上手く活用すれば車検代を安く抑えることができるはずです。
また、楽天Car車検といった予約サイトを利用すると、ポイントバックなどによってさらに車検が安くできます。
実際に利用した方の口コミも見れるので、初めて利用する店舗でも安心して利用できますし、車検費用を安く抑えたい人にはおすすめです。
詳しくは下記の記事にまとめてあるので、併せてチェックしてみて下さい。
まとめ
ディーラーの車検見積もりは無料でだしてくれますし、見積もりだけの利用も可能です。
他社と比較する際にはディーラーやそれぞれの業者の特徴を理解し、価格だけではなく内容もしっかり確認しながら比較しましょう。
車検費用をなるべく安く抑えたいという人は多いと思いますが、ディーラーの車検は他社よりも高くなってしまいます。
なぜディーラーの車検が高いのかということについては、下記の記事で解説していますので、気になる人は参考にして下さい。